教授
髙橋 伸行
TAKAHASHI Nobuyuki
- 専門分野
- 現代美術、彫刻、ソーシャリー?エンゲージド?アート
教員情報
教育活動
[学部] 彫刻実技I-IV
[大学院] 環境芸術Ⅰ-Ⅳ、アートと環境A,B
学位
修士(芸術)沙巴体育,沙巴体育平台大学院
学歴
沙巴体育,沙巴体育平台美術学部彫刻科(学士)卒業
沙巴体育,沙巴体育平台美術研究科彫刻科(芸術学修士)修了
職歴
2020~ 現職
2000~2019 名古屋造形大学 教授
研究課題
医療?福祉との協働プロジェクト
災害や公害問題などに関わる表現活動
ギャラリー
1.「ひたすら遠くを眺める」|国立(ハンセン病)療養所大島青松園15寮でのインスタレーション|鳥栖喬の部屋/瀬戸内国際芸術祭2016参加作品
2.「旅地蔵 阿賀をゆく」|新潟水俣病にまつわる地蔵とともに阿賀野川を遡上するプロジェクト/道中で出会った人や風景を撮影
3.「見えにくい場所」ホログラフィー室 対 鳥栖喬|名古屋造形大学CB-04倉庫(元ホログラフィー室)でのインスタレーション
4.「稀有の触手」|国立(ハンセン病)療養所大島青松園12寮でのインスタレーション|脇林清氏を撮影した写真インスタレーション/瀬戸内国際芸術祭2019参加作品
5.「稀有の触手」|国立(ハンセン病)療養所大島青松園12寮でのインスタレーション|白い部屋|カメラ倶楽部創設者鳥栖喬氏の撮影自助具とその断片/瀬戸内国際芸術祭2019参加作品
6.「声の楔」|国立(ハンセン病)療養所大島青松園 温室でのインスタレーション/瀬戸内国際芸術祭2022参加作品
教育研究実績
主な展示、活動
2022
瀬戸内国際芸術祭2022 参加 国立(ハンセン病)療養所大島青松園での取り組み{つながりの家}インスタレーション作品「声の楔」を発表。島内にある朽ちた温室を再生。入所者から今伝えたい言葉を集め、それらを波打ち際に散在する瓦礫に彫り込み、温室に配置した
2019
瀬戸内国際芸術祭2019 参加 国立(ハンセン病)療養所大島青松園での取り組み{つながりの家}カメラ倶楽部最後の一人であり入所者の脇林清氏を撮影した写真作品群「稀有の触手」を展示
2016
瀬戸内国際芸術祭2016 参加 国立(ハンセン病)療養所大島青松園にて写真インスタレーション作品「ひたすら遠くを眺める」を発表。カメラ倶楽部創設者で入所者の故鳥栖喬氏の写真フィルムや撮影自助具を展示
2015
水と土の芸術祭2015 参加 水俣病に深く関わる地蔵をリヤカーに載せ、阿賀野川を歩いて遡上するプロジェクトを敢行。空き家の内部を泥で塗りつぶし、そこへ道中出会った人々や風景の写真を配置したインスタレーション「旅地蔵 阿賀をゆく」を発表
2013
瀬戸内国際芸術祭2010 参加 国立(ハンセン病)療養所大島青松園にてインスタレーション作品「海のこだま」を発表。入所者がかつて生活していた一般寮を活用し、入所者の記憶を宿す木造の舟(島内船小屋で発見し発掘)を展示
2012
日韓交流展Historical Parade ; Images from elsewhere 韓国ソウル市美術館南ソウル分館、海岸通ギャラリー?CASO(大阪)、アートラボあいち(愛知)に巡回 「やさしい美術プロジェクト」で取り組む病院や障害者施設、震災被災地域の現場を捉えた写真群を展示。
2010
瀬戸内国際芸術祭2010 参加 国立(ハンセン病)療養所大島青松園での取り組み{つながりの家}ガイドツアーとカフェ(カフェ?シヨル)、ギャラリー(GALLERY15)が連動するプロジェクトを企画運営(以降現在まで継続)。海岸に廃棄された解剖台をひきあげ展示。GALLERY15では5回の企画展を開催
2009
大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2009 参加 新潟県立十日町病院との協働によるアートプロジェクトを展開。隣接する空き家「やさしい家」で、ワークショップを実施し、その成果を院内で展示するなど、病院と地域の間を往還するプログラムを実施
主な研究助成
2021
公益財団法人日比科学技術振興財団研究助成 <一般研究課題>「病者の身体をめぐる彫刻表現 その社会的位置づけと表現技術の研究」助成研究者
2009
「文化芸術による創造のまち」支援事業 大学との交流?連携の促進 やさしい美術プログラム(国立療養所大島青松園での取り組み) 研究代表者
2007?2009
文部科学省現代的教育ニーズ取組支援プログラム(やさしい美術プロジェクトにおいて)研究代表者
研究報告書等
?平成19年度文部科学省 現代GP選定事業 やさしい美術プロジェクト
「やさしい美術プロジェクト Art for the hospital project 小牧市民病院での活動記録」/2008年3月20日発行
?平成19年度文部科学省 現代GP選定事業 やさしい美術プロジェクト
「現代GP シンポジウム やさしい美術 いのちの現場で育まれるアート?デザイン」/2009年3月10日発行
?平成19年度文部科学省 現代GP選定事業 やさしい美術プロジェクト
「やさしい美術プロジェクト 活動報告書 平成19年度―平成21年度」/2010年3月25日発行
?やさしい美術プロジェクト ウェブサイト
http://gp.nzu.ac.jp/index.html
?記録集「旅地蔵 阿賀をゆく」/2019年5月4日発行
?公益財団法人日比科学技術振興財団 沙巴体育,沙巴体育平台3年度研究報告書
<一般研究課題>「病者の身体をめぐる彫刻表現 その社会的位置づけと表現技術の研究」
http://www.hibizaidan.jp/asset/pdf/report/report_r03_29takahashi.pdf
?沙巴体育,沙巴体育平台紀要52号(2022)
実践報告:やさしい美術プロジェクト?国立療養所大島青松園での取り組み{つながりの家} カフェ?シヨル編
所属学会?団体
アートミーツケア学会
社会的活動
2017
?名古屋市民芸術祭2017企画「だいだい マーマレードの旅」出品:泉麻衣子、中島久美子(主催:名古屋市文化振興事業団)
2013?2014
?「大島の在り方を考える会」委員(主催:高松市)
2011
?宮城県七ヶ浜町仮設住宅表札作りワークショップ(NPO法人レスキューストックヤードとの協働による東日本大震災支援プロジェクト)担当
2011?2016
?豊田市老人福祉センターぬくもりの里 やさしい美術作戦事業 ディレクター(豊田市社会福祉協議会との委託契約)
2007?2013
?発達センターちよだ デイサービス事業での造形ワークショップ 担当
2004?2019
?小牧市民病院「院内癒しと安らぎの環境整備」研究代表者(小牧市民病院との委託契約)
2003?現在
?+Galleryプロジェクト 運営?企画メンバー
2002?2012
?愛知県厚生連足助病院との協働アートプロジェクト ディレクター
講演、シンポジウム登壇など
2017
?第5回ハンセン病の歴史 人類遺産世界会議「ハンセン病の歴史の継承」(主催:笹川記念保険協力財団)
2015
?新潟水俣病50年記念講演「旅地蔵 阿賀をゆく」(主催:新潟市)
2012
?講題:「地域との連携により育むアートの可能性」(主催:愛知県県民生活部文化芸術課)
?講題:医療福祉を地域に開く やさしい美術プロジェクトとアール?ブリュット 場所:滋賀県立近江学園(アール?ブリュットを巡るトークシリーズ第7回)
?講題:大島での取り組み{つながりの家}(ハンセン病を正しく理解する講演会(主催:高松市)
2009
?第39回総会記念シンポジウム「中部の明日を切り拓くまちづくりの若きリーダー達の挑戦」(主催:地域問題研究所)
2008
?シンポジウム:「いのちの現場で育まれるアート?デザイン」企画運営(主催:名古屋造形大学 現代GP選定事業)
?Yasashii Bijutsu, Art for the hospital project International forum on Public Art: "Art, Community and Experienceに参加、ポスターセッション実施(南オーストラリア大学)
2007
?講題:「地域および施設との連携によるアートの可能性」 (主催:市町村文化行政ネットワーク会議)
受賞歴
2013
グッドデザイン賞受賞(ハンセン病療養所大島での取り組み{つながりの家}において)
2012
愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞(やさしい美術プロジェクトにおいて)
2012
とよしん育英財団教育文化奨励賞受賞(やさしい美術プロジェクトにおいて)
1993
沙巴体育,沙巴体育平台卒業制作 桑原賞受賞
1992
国際瀧冨士美術賞受賞