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美術学部 デザイン?工芸科

陶磁専攻

Ceramics

新たな可能性を探求する 先駆者となれ

陶磁器は、人々が日常かならず手にする身近な工芸でありデザインです。本学陶磁専攻は、永い伝統と多様な技術力を有する瀬戸?常滑?美濃などの産地を背景として、創作に集中できる恵まれた環境にあります。立地条件の利と充実した教育設備を生かし、人の暮らしを見据えた陶磁の可能性を探求していきます。伝統への眼差しとともに、新たな時代の革新的な創造を追求するクリエイターを目指していきます。

3つのポリシー

カリキュラムCurriculum

基礎の修得から、自分の強みを育てる

経験豊かな6名の教員がカリキュラムの組み立てや実技の指導にあたっています。また、社会で活躍する陶芸家?デザイナー、専門家?研究者など70名以上の非常勤講師陣による講義を通じて、専門的な知識と技術の習得、幅広い知見を養います。1年次?2年次は陶磁創作における基本的な制作技術、素材経験とともに幅広い造形力、デザイン力、描写力を養います。3年次からはこの資質に合わせて「陶磁?工芸」「陶磁?デザイン」「陶磁?芸術表現」の3つのコースに分かれ、個々の能力を研鑽し、次代を担う人材を育てていきます。

1年次 陶磁実技Ⅰ

描写実技

着墨による運筆表現を学ぶ。

デザイン基礎1

発想とデザインプロセスの基礎を学ぶ。

陶芸基礎1

陶土による湯呑みと飯碗の制作と鉄絵の基礎を学ぶ。

デザイン基礎2

素材と表現/セルフプロデュース。

立体造形の基礎

首の塑像(石膏型によるテラコッタ制作)。

造形基礎1

「手びねり」の技法を使った造形表現の発想展開を学ぶ。

陶磁原料学Ⅰ?陶磁史Ⅰ

コンピューター基礎1

Illustrator/Photoshopの基礎を学ぶ。

2年次 陶磁実技Ⅱ

陶芸基礎2

磁土による皿?鉢?碗の制作と染付の基礎を学ぶ。

デザイン基礎3

石膏型による陶磁器制作のための各種技法の基本を学ぶ。

陶芸基礎3

土の特性を活かした創作実習。

造形基礎2

粘土による造形展開を論理的に進める実習。

デザイン基礎4

デザインシンキングとアイデア展開について学ぶ。

陶磁原料学Ⅱ?陶磁史Ⅱ

コンピューター基礎2

Illustrator/Photoshopの応用及びInDesignの基礎を学ぶ。

ポートフォリオの基礎

3年次 陶磁実技Ⅲ

陶磁?工芸コース

様々な技術(成形技法?装飾技法?焼成技法?天然原料と薪窯焼成の研究)を学び、大皿?壺?注器などを制作する。

陶磁?デザインコース

各種デザイン課題(注器、プレート、上絵転写、産学連携課題など)を通して、より広範囲な陶磁技術を学びながら、これからのデザインの可能性を考える。

陶磁?芸術表現コース

素材の可能性を活かした創作
異分野とのコラボ、グループ制作などを通じて、陶磁における芸術表現の基礎を学ぶ。

4年次 陶磁実技Ⅳ

陶芸?工芸コース

卒業制作に向けてテーマを設定し、自己の陶芸表現を追求していく。

陶磁?デザインコース

研究テーマを設定し、陶磁素材を用いたデザインとその表現について、実験や試作を繰り返しながら研究を深めていく。

陶磁?芸術表現コース

プランニング研究、卒業制作、卒業論文、研究テーマを設定し、陶磁における芸術表現の総合力を身につける。

3つのコースによる表現の自由の追求

1?2年次での基礎的な技法や創作における思考プロセスなどの習得を基に、多種多様な創作表現の中から個々の陶磁表現を追求するため、3年次から「陶磁?工芸コース」?「陶磁?デザインコース」?「陶磁?芸術表現コース」に分かれ、コースそれぞれの独自なカリキュラムにより、更に専門的な能力の育成と制作を行います

陶磁?工芸コース

現代工芸における陶芸のありようを探究し、陶芸を基礎から学ぶことで創造力を身につけ、国内外で活躍する陶芸家の育成を目指します。

陶磁?デザインコース

日本最大の陶産地に位置する陶磁教育機関として、社会に貢献するデザイナーの育成を目指します。学生は、デザイン基礎、造形、陶磁技法などの基礎課題を学びながら、個々の創造性を啓発し、今日の生活空間における陶磁器の新たな可能性を考えます。

陶磁?芸術表現コース

陶磁素材による多様で創造的な表現に挑戦します。目標を明確にした作品制作から発表までのプロセスを学びながら、独自の表現を確立し、総合的な能力を培うことで、陶磁芸術の新たな可能性を示すことができる人材の育成を目指します。

教員Faculty members

非常勤講師一覧

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Admission Information

陶磁専攻では、総合型選抜、一般選抜を実施しています。学部入試(美術)

入試過去問題?合格者(入学者)作品(美術)

卒業後の進路Career path after graduation

陶磁器デザイナーとして就職や陶芸家として各地で精力的な発表活動をしています。また博士課程などへの進学や留学の道があります。

就職

愛知県陶磁美術館、産業技術総合研究所、岐阜県セラミックス研究所、瀬戸染付工芸館、瀬戸市新世紀工芸館、土岐市陶磁器試験場?セラテクノ土岐、會田雄亮研究所忍野窯、青山窯、アクティブG匠工房、イケア?ジャパン、市原製陶、大倉陶園、小田陶器、花王、型宮産業、コダマカンパニー、昭和製陶、スタジオM、セラミックジャパン、たち吉、大恵、鶴弥、東邦製陶所、鳴海製陶、ニッコー、ノリタケカンパニーリミテド、丸幸中島、ミヤオカンパニーリミテド、メイドインジャパンプロジェクト、一般財団法人柳工業デザイン研究会、山加商店、MARUWA、良品計画 など、その他陶芸家?デザイナー多数

教員

沙巴体育,沙巴体育平台、大阪芸術大学、京都精華大学、佐賀県立有田窯業大学校、上越教育大学、多治見市陶磁器意匠研究所、名古屋学芸大学、明星大学、青江文化産業大学(韓国)、開慶大学(韓国)、国立ソウル科学技術大学校(韓国)、明知大学(韓国)、愛知県立岩倉総合高等学校、愛知県立瀬戸窯業高等学校、愛知県立瀬戸窯業高等学校専攻科、京都市立銅駝美術工芸高等学校、その他中学校教員、高校教員、特別支援学校教員 など多数

進学/留学

沙巴体育,沙巴体育平台大学院博士後期課程、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程、中部工業大学博士課程、筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程芸術専攻、金沢卯辰山工芸工房、Burg Giebichenstein Kunsthochschule Halle(ドイツ)、Royal College of Art(イギリス)など

活躍する卒業生?修了生

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