高校生向けアントレプレナーシップ教育 SUMMER SCHOOL 2023

ACTION/REFLECTION TRUMPS EVERYTHING EIGHT METHODS

2024年2月14日（水）-2月18日（日）

高校生向けアントレプレナーシップ教育

会期: 2024年2月14日（水）- 2月18日（日）
会場: 愛知芸術文化センターアートスペースX（地下2階）
主催: 沙巴体育,沙巴体育平台

沙巴体育,沙巴体育平台デザイン専攻では、バブソン大学山川恭弘准教授と開催しているアントレプレナーシップ教育とデザイン専攻のカリキュラムで実践しているアイディエーションメソッドを連携させ、高校生のための教育プログラムを開発しました。
サマースクール2023は、16名の高校生が参加し４チームを編成して、創造的な自分に出会い本能に刺さる商品サービスを提案します。本学の学部生も高校生のティーチングアシスタントとして一緒になって、デザイナーのように考えデザイナーのように行動した、脳が爆ぜる4日間のサマースクールを開校しました。自分たちの好きなことを見つけた彼らの作品を、常識を超える商品を目指した一人ひとりの懸命なアイディエーションの軌跡とともにご覧ください。

［参加協力校］: 愛知県立旭丘高等学校
愛知県立愛知総合工科高等学校

［参加協力校］: 岐阜県立加納高等学校
国立高専機構豊田工業高等専門学校

［参加協力校］: 愛知県立旭丘高等学校
愛知県立愛知総合工科高等学校
岐阜県立加納高等学校
国立高専機構豊田工業高等専門学校

プログラムの目的

芸術大学独自に開発した固定概念を超える8つの発想法によるプログラムを提供
学び教えたプログラムのノウハウを伝承する広報媒体（デジタルとフィジカル）を提供

プログラムの特徴

特徴1：「知る」

学部生向けのアントレプレナーシップ教育（担当：バブソン大学山川恭弘准教授）とデザイン実技で実施しているアイディエーションメソッドを連携させ、自己理解を起業教育の第一歩とした高校生向け教育プログラムを開発

特徴2：「つくる」

芸術大学らしく、ものづくりでアイディアを具体化する。本学のファブリケーション機能の活用や外注協力によるプロトタイピングや自分のアイディアをモック制作によって、実体験のあるものづくりを提供

特徴3：「伝える」

プログラム成果は公開ピッチを実施する。バブソン大学の山川准教授、起業家、有識者より講評を受ける。またプログラムのノウハウや公開ピッチ、最終成果物等は、WEB や対面型の展示によって一般公開

サマースクールWebサイトフェーズ1

サマースクールWebサイトフェーズ2

*1：イエローチーム/プラン名：「ヘッドホン型水筒」　
*2：オレンジチーム/プラン名：「不安定なアイス」
*3：グリーンチーム/プラン名：「へこむ！りんご型水筒」　
*4：ピンクチーム/プラン名：「赤シートメガネ?付箋つきノート?ポケット式ノート」

プラン名：ヘッドホン型水筒イエローチーム

私たちイエローチームは、水筒をテーマに制作をしました。初めに、水筒を使わない時間は邪魔であるという経験と、益々暑くなる夏を乗り切るためにアイデアを模索しました。その結果「ヘッドホン型水筒」を制作しました。問題を常識に囚われずに解決する学生らしい発想が、どのように展開されたのかをぜひご覧ください。

［ティーチングアシスタント］

佐藤花（デザイン専攻学部３年）
覚井彩恵（デザイン専攻学部２年）

近藤果歩
上山瞳
澁谷有咲
髙木明珠花

プラン名：不安定なアイスオレンジチーム

私たちオレンジチームはアイスクリームをテーマに選びました。アイスクリームの新たな価値と楽しみ方を探る上で生まれたアイデアは、どれもユニークでユーモアあふれるものでした。今回提案する「不安定アイス」は、アイスの持つデメリットをメリットへと昇華し、新たなアイスの可能性を示します。学生の生み出すアイスの価値と可能性を是非ご覧ください。

［ティーチングアシスタント］

新井瞳（デザイン専攻学部４年）
久保田将平（デザイン専攻学部４年）

山本壮汰朗
蘆原瑞保
島部瞳子
西田青

プラン名：へこむ！りんご型水筒グリーンチーム

私たちグリーンチームのテーマは水筒です。このチームでは必然性や客観的な視点だけではなく、「面白い」や「やってみたい」を大切にしていたのが印象的でした。その中で生まれたこの「へこむ！りんご型水筒」は、水筒を使う時の不便さを可愛くそしてキャッチーに新しい価値へと変化させています。学生自身が選びとった、遊び心溢れるアイデアとデザインにご注目ください。

［ティーチングアシスタント］

荒木沙月（デザイン専攻学部４年）　　
浦口果歩（デザイン専攻学部３年）
岡田みのり（デザイン専攻学部３年）

牧かんな
山本響彩
本多亜土
吉川維音

プラン名：赤シートメガネ?付箋つきノート?ポケット式ノートピンクチーム

ピンクチームは、身近な「ノート」というテーマに取り組みました。沢山のアイデアを検討し、プリントを収納することができる「袋ノート」、ページの端を折ることで付箋になる「付箋ノート」、手を使わずに赤シートが使える「赤シートメガネ」を制作しました。血眼に勉強している受験生の必死さが伝わる高校生ならではの発想に驚かされるばかりでした。